CUBASE8から、コードトラックの他に、コードパッドという機能が増えました。
これを使えば、コードの知識が無くても、様々なコード進行を扱うことができます。
さらに、コードトラックと連携することで、制作効率が格段に上がります。
今回の記事では、「CUBASE8便利なコードパッド使用方法とトラックとの連携」をDTM初心者さんに向けてお伝えしていきます。
※コードパッドはCUBASE8以上、コードトラックはCUBASE7以上に備わっている機能です。
画像と動画付きでなるべく分かり易くお伝えするので、今回も一緒に頑張りましょう!
目次(押すとジャンプします)
・コードパッドとは?
CUBASE8から備わっている、コード入力・コード演奏補助機能です。
楽曲に対して、次に来るコードを提示してくれたり、様々なコード進行のプリセットなどがあります。
・コードパッドの使い方

上メニューから、「プロジェクト」→「コードパッド」をクリックするか、
キーボードの、Ctrl(押したまま)+Shift(押したまま)+Cを押します。

そうすると、コードパッドが表示されます。
・コードを使用する
これを使用する際は、先に音源トラックを立ち上げます。

上記の画像では、ピアノを立ち上げました。
そして、コードパッドから使いたいコードを選び、トラックまでドラッグします。
これにより、MIDIノートに入れることができます。

パッドをクリックすると、楽器トラックのコード音を確認できます。
・エディタを使用する

▼「Open Editor」を、クリック。

すると、コードエディタが表示されます。
ここから好きなコードを選択し、コードパッドに入れることができます。
コードエディタの使い方について⇩
・テンション

「◀▶」で、テンションを設定できます。
これは、コードを着飾りたい時などに、役立ちます。
・ボイシング

「▲▼」で、コードをボイシングで展開できます。
これは、コードの雰囲気を変えたい時などに、役立ちます。

「e」で、ピアノやギターなどのボイシングも行うことができます。
・近接、五度圏

「▢」で、近接や五度圏を使用できます。
この使い方について⇩
・プリセット

「♢」で、「コードパッドのプリセットを読み込み」をクリック。

すると、一覧が表示されます。
ここから、好きなコード進行を選んで、楽曲制作を進められます。
※各プリセットをクリックすると、コードパッドに反映されます。
・移調

「▼」機能メニューを、選択。

「すべてのパッドを移調」を、クリック。

「▲▼」でキーを選択し、OK。
半音単位で、設定できます。
これにより、コードパッドのコードが移調されます。
・コードトラックとの連携

パッドとトラックに、コードをドラッグで入れ合うことができます。
パッドでコード進行を作りながら、トラックへの記載も同時に行えます。
これにより、作業効率を上げることができます。
・まとめ
今回は、CUBASE8便利なコードパッド使用方法とトラックとの連携を、解説しました。
これまで話したように、コードパッドで、制作効率を大きく上げられます。
これは、作曲の要となるコード進行を、手軽に素早くプロジェクトへ取り入れることができます。
是非、あなたの楽曲制作へ役立てて下さい!
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この記事を読んだあなたが、CUBASEを使い自由に曲が作れるように応援しています!
それでは、清水でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。