DTMでソロやミュートの使い方、知っていますか?
これはトラックを一時的に単独で再生したり、無音にすることができます。
他にもキーエディターのソロモードや、ミュートはイベントやノートにも細かく使用できます。
これを使用することで、ソロでの演奏編集や楽器が鳴らない場合の想定、構成やアレンジを練ることなどにも役立ちます。
今回の記事では、「CUBASEでソロモードやミュートの設定や解除、操作方法」をお伝えしていきます。
ソロモードの設定と解除
上記の「ソロボタン」を、クリックで設定します。
このトラックのみ音が鳴り、他は全てミュート(消音)となります。
もう一度行うと、解除されます。
・ソロディフィートモード
「他トラックに影響されないソロモード」になります。
例えば1つのトラックがソロになると、他は全てミュートとなります。
予めこれを設定することで、常にソロの状態が続きます。
・市販CDを読み込んだトラックで、楽曲構成やミックスの参考に。
・和音が聴けるコードトラックで、メロディやアレンジの考案に。
・ベースやドラムのトラックで、リズムを意識して曲作りを行う。
など、「常に再生したいトラックがある場合」にいいです。
設定と解除
上記で、キーボードの
・Control+Alt(押したまま)+クリック (Windows)
・Command+Option(押したまま)+クリック (Mac)
「Dがオレンジ色に点灯」すると、設定されます。
解除はソロモードと同じです。
使用例
例えば、ベーストラックに設定し、再生してみます。
すると、他へ影響を受けないため、全てのトラックからサウンドがでます。
ピアノトラックをソロモードにすると、他は全てミュートとなり、
ソロディフィートのベーストラックはこれに影響されず、ピアノと同時に音が鳴ります。
キーエディターのソロモード
ここで再生した際、他トラックから音が鳴らなかったことはありませんか?
これは画面上部のソロモードが、ONになっているためです。
有効だと開いているサウンドしか、鳴りません。
・解除方法
まずは、イベントをダブルクリック、キーエディタを開きます。
これについては、こちら。
左上のソロモードをクリックし、無効にします。
これにより、他トラックの音が鳴るようになります。
・ミュートの設定と解除
上記のソロモードと同様です。
設定すると色が変わり、トラックはミュート(無音)となります。
これは他にもインスペクターや、
Mix console(ミックスコンソール)からも行えます。
トラックの他、イベントやノートにも設定できます。
・イベント
イベントを選択して、ショートカットキーを押すとミュートになります。
WindowsとMac共に、
・Shift(押したまま)+Mで設定
・Shift(押したまま)+Uで解除
適用されると、灰色に変わります。
・ノート
選択して、上記と同じキーを押します。
1つ1つのノートを、ミュートにできます。
一括設定
ドラッグでノートを選択、上記を押すと指定範囲がミュートとなります。
イベントでも、同様に行えます。
・まとめ
今回はソロモードやミュートの設定解除、操作方法を解説しました。
これまで話したように、ソロやミュートを使うことで、構成シュミレートなど含め楽曲を作りやすくなります。
是非、活用してみて下さい!
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それでは、清水でした!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。