CUBASE PANのモード変更 ステレオコンバインパンの使い方

「CUBASE」の使い方!上級者向け

CUBASEのPANは、2種類あるのを知っていますか?

これは音の位置を表していて、各楽器に設定することで、楽曲に音の広がりや立体感を与えることができるものです。

バランスパンだけでなく、コンバインパンも使用することで、より細かく音の位置を調整できます。

僕もミックスの際に使用しますが、慣れると使いやすいです。

※コンバインパンは、CUBASE Proのみの機能となります。

今回の記事では、「CUBASEでPANのモード変更 ステレオコンバインパンの使い方」をDTM初心者さんに向けてお伝えしていきます。

画像と動画付きでなるべく分かり易くお伝えするので、今回も一緒に頑張りましょう!

・バランスパンとコンバインパンとは?

ステレオバランスパン…左右連動した音の定位を調整するため使い易いが、より細かな音の位置は設定できません。(デフォルト設定)

ステレオコンバインパン…左右独立したパンを調整するため、より細かな音の位置を設定できます。(ステレオトラックのみ)

・PANのモード変更

これは、インスペクタやミックスコンソールから、行うことができます。

・インスペクタから変更する

まずは、インスペクタを表示させます。

プロジェクト画面左上、ウィンドウレイアウトの設定をクリックし、インスペクタにチェックを入れます。

インスペクタの、PAN調整部分を右クリックします。

ステレオコンバインパンを選択し、変更します。

※デフォルトでは、ステレオバランスパンに設定されています。

すると複合パンとなり、バランスパンよりも細かく、音の位置を調整できます。

・ミックスコンソールから変更する

ミックスコンソールを開きます。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 無題-54.png

上メニューの、デバイス→Mixconsoleを、クリックします。(ショートカットキーはF3を押す。)

モード切り替えしたいPAN調整部分で、右クリックします。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 無題-106.png

ステレオコンバインパンを、選択します。

※ここでも、初期はステレオバランスパン。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 無題-108.png

上記と同じく、複合パンとなります。

・ステレオコンバインパンの使い方

ステレオコンバインパンもバランスパンと同じく、左右ドラッグにより調整します。

まずは、PAN調整部分をダブルクリックして、拡大してみましょう。

デフォルトの、状態です。

左に37右に15など、細かな音の位置が設定できます。

左右センターに設定し、モノラルにすることもできます。

・まとめ

今回は、CUBASEでPANのモード変更、ステレオコンバインパンの使い方について、解説しました。

これまで話したように、コンバインパンのより細かい調整で、音の立体感を生成できます。

ミックス時にも重要となるので、試してみて下さい!

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この記事を読んだあなたが、CUBASEを使い自由に曲が作れるように応援しています!

それでは、清水でした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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