CUBASEのPANは、2種類あるのを知っていますか?
これは音の位置を表していて、各楽器に設定することで、楽曲に音の広がりや立体感を与えることができるものです。
バランスパンだけでなく、コンバインパンも使用することで、より細かく音の位置を調整できます。
僕もミックスの際に使用しますが、慣れると使いやすいです。
※コンバインパンは、CUBASE Proのみの機能となります。
今回の記事では、「CUBASEでPANのモード変更 ステレオコンバインパンの使い方」をDTM初心者さんに向けてお伝えしていきます。
画像と動画付きでなるべく分かり易くお伝えするので、今回も一緒に頑張りましょう!
・バランスパンとコンバインパンとは?
ステレオバランスパン…左右連動した音の定位を調整するため使い易いが、より細かな音の位置は設定できません。(デフォルト設定)
ステレオコンバインパン…左右独立したパンを調整するため、より細かな音の位置を設定できます。(ステレオトラックのみ)
・PANのモード変更
これは、インスペクタやミックスコンソールから、行うことができます。
・インスペクタから変更する
まずは、インスペクタを表示させます。
プロジェクト画面左上、ウィンドウレイアウトの設定をクリックし、インスペクタにチェックを入れます。
インスペクタの、PAN調整部分を右クリックします。
ステレオコンバインパンを選択し、変更します。
※デフォルトでは、ステレオバランスパンに設定されています。
すると複合パンとなり、バランスパンよりも細かく、音の位置を調整できます。
・ミックスコンソールから変更する
ミックスコンソールを開きます。
上メニューの、デバイス→Mixconsoleを、クリックします。(ショートカットキーはF3を押す。)
モード切り替えしたいPAN調整部分で、右クリックします。
ステレオコンバインパンを、選択します。
※ここでも、初期はステレオバランスパン。
上記と同じく、複合パンとなります。
・ステレオコンバインパンの使い方
ステレオコンバインパンもバランスパンと同じく、左右ドラッグにより調整します。
まずは、PAN調整部分をダブルクリックして、拡大してみましょう。
デフォルトの、状態です。
左に37右に15など、細かな音の位置が設定できます。
左右センターに設定し、モノラルにすることもできます。
・まとめ
今回は、CUBASEでPANのモード変更、ステレオコンバインパンの使い方について、解説しました。
これまで話したように、コンバインパンのより細かい調整で、音の立体感を生成できます。
ミックス時にも重要となるので、試してみて下さい!
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この記事を読んだあなたが、CUBASEを使い自由に曲が作れるように応援しています!
それでは、清水でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。