エフェクトを多く適用していると、よくノイズがでませんか?
特にリバーブはパソコンにかかる負荷が大きく、ひどい時には再生や録音が強制停止されます。
僕もこれを多用するため悩んでましたが、センドリターンを覚えてから改善されました。
これで、トラブルを防ぎながら、楽曲に鮮明感や奥行きなど加えることができます。
今回の記事では、「ノイズや強制終了を改善してくれる、FXチャンネル(センドリターン)の設定方法」をお伝えしていきます。
画像と動画付きでなるべく分かり易くお伝えするので、今回も一緒に頑張りましょう!
・センドリターンとは?
センドリターンは、FXチャンネルにリバーブなど設定することで、複数のトラックが1つのエフェクトを共有することをいいます。
これにより、
・CPU負荷が、軽減できる
・リバーブのON/OFF切り替えが、簡単になる
・楽曲全体の、統一感を出せる
など、音楽制作における、様々なメリットがあります。
・センドリターン 使い方
まずは、FXチャンネルトラックを作成して、これにエフェクトを設定します。
そして、これから各トラックに適用していきます。
・FXチャンネルを作成する

上メニューの、「プロジェクト」→「トラックを追加」→「FXチャンネル」を、選択します。

次に、「No Effect▼」をクリックし、デフォルトからエフェクト(今回はReverb)を選択します。
そして、「トラックを追加」します。

リバーブ画面で、ドラッグによりツマミを回し、深さを調整します。
・各トラックにエフェクトを適用する

トラックを選択し、「インスペクタ」の「Sends」を開きます。
インスペクタについては、こちら⇩

▼をクリックし、Send先を選択します。

先ほど設定した、FX1(FXチャンネル)の、「RoomWorks」を選択します。

トラックに、リバーブが適用されます。
・「◉」を押す…エフェクトを、有効にする
※青色に点灯します
・メーターの左右ドラッグ…エフェクトの、深さを調整する
・FXチャンネルを調整する
FXチャンネルトラックのインスペクタから、エフェクトのソロやミュート、深さなど調整できます。
・ソロ、ミュート

「ソロ、ミュート」ボタンを、点灯させます。
・エフェクトの深さ

「Inserts」→「RoomWorks」をダブルクリックし、リバーブ画面から調整します。
・まとめ
今回は、ノイズや強制終了を改善してくれる、FXチャンネル(センドリターン)の設定方法を、解説しました。
これまで話したように、センドリターンでエフェクトを適用することで、トラブルの改善以外にも様々なメリットがあります。
是非、活用してみて下さい!
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それでは、清水でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。