音楽制作で打ち込んだコードを、忘れてしまいませんか?
再確認のため、作業が遅れてしまうこともあるかと思います。
CUBASEには、コードトラックという便利な機能が備わっています。
これを使っていくことで、効率よく作曲作業がすすみます。
これは、コード進行が非常に作りやすいので、特にコードから先に作曲する方にオススメです。
今回の記事では、「CUBASE7便利なコードトラックの作成とエディタの使い方」をDTM初心者さんに向けてお伝えしていきます。
※コードトラックは、CUBASE7以上に備わっている機能です。
画像と動画付きでなるべく分かり易くお伝えするので、今回も一緒に頑張りましょう!
・コードトラックとは?
コード進行をプロジェクト上に記載しておける、CUBASEのコード入力補助機能です。
例えば、
・プロジェクト全体に全てのコードを記載できるので、楽曲構成やコード進行を常に把握できる。
・1クリックでコードの和音を聴けるので、メロディーやコード進行が作りやすい。
・コードトラックを記載することで、ボーカルやギターにハモリをかけられる。
・Chord Assistant(コードアシスタント)で、次にくるオススメのコードが表示される。
・コードパットとコードトラックを連携させ、更に作業効率を上げることができる。(CUBASE8以上)
・生楽器をレコーディングする際、コードトラックで演奏したコード進行を同時に記載できる。
など、効率面で非常に役立ちます。
ハーモニーボイス生成やコードパットの使い方については、こちら↓
・コードトラックの作成とエディタの使い方
今回は、先に打ち込んでいる和音(コード)に対して、マークを付けていきます。
・コードトラックの作成
![画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 無題-34.png](https://shimizu-aki.com/wp-content/uploads/2021/02/%E7%84%A1%E9%A1%8C-34.png)
上メニューの、「プロジェクト」→「トラックを追加」→「コード」をクリック。
![画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 無題-39.png](https://shimizu-aki.com/wp-content/uploads/2021/02/%E7%84%A1%E9%A1%8C-39.png)
リスト上に、コードトラックが追加されます。
![](https://shimizu-aki.com/wp-content/uploads/2021/02/無題-45.png)
再生時、コードトラックから音が鳴らないように、ミュートをクリックしておきます。
・コードトラックの記載
![画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 無題-43-1024x383.png](https://shimizu-aki.com/wp-content/uploads/2021/02/%E7%84%A1%E9%A1%8C-43-1024x383.png)
「鉛筆ツール」を、選択します。
コードが切り替わるごとに、トラック上をクリックし、「X」を付けていきます。
ショートカットキーでは、
・Alt(押したまま)+クリック (Windows)
・Option(押したまま)+クリック (Mac)
で、記載できます。
消したい時は?
![画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 無題-47.png](https://shimizu-aki.com/wp-content/uploads/2021/02/%E7%84%A1%E9%A1%8C-47.png)
「消しゴムツール」を選択し、マークをクリックするだけです。
やり易いように、拡大して行って下さい。
・コードエディタの使い方
![画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 無題-44.png](https://shimizu-aki.com/wp-content/uploads/2021/02/%E7%84%A1%E9%A1%8C-44.png)
「選択ツール」をクリックし、「X」をダブルクリックします。
「コードエディタ」が、表示されます。
![画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 無題-46.png](https://shimizu-aki.com/wp-content/uploads/2021/02/%E7%84%A1%E9%A1%8C-46.png)
これから、コードを選んでいきます。
(例)
・Cメジャー(C+maj)
![画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 無題-48.png](https://shimizu-aki.com/wp-content/uploads/2021/02/%E7%84%A1%E9%A1%8C-48.png)
・Dm(D+min)
![画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 無題-49.png](https://shimizu-aki.com/wp-content/uploads/2021/02/%E7%84%A1%E9%A1%8C-49.png)
・E7(E+maj+7)
![画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 無題-50.png](https://shimizu-aki.com/wp-content/uploads/2021/02/%E7%84%A1%E9%A1%8C-50.png)
・Gsus4(G+sus4)
![画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 無題-51.png](https://shimizu-aki.com/wp-content/uploads/2021/02/%E7%84%A1%E9%A1%8C-51.png)
・B/G(B+maj+G)
![画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 無題-52.png](https://shimizu-aki.com/wp-content/uploads/2021/02/%E7%84%A1%E9%A1%8C-52.png)
これを参考に、追加してみて下さい。
![](https://shimizu-aki.com/wp-content/uploads/2021/02/無題-61-1024x212.png)
これを、プロジェクト全体に行います。
・まとめ
今回は、CUBASE7便利なコードトラックの作成とエディタの使い方を、解説しました。
これまで話したように、コードを記載することで、楽曲全体が把握でき効率も向上します。
まずトラックを追加しておき、コード作曲やレコーディングと同時進行していくと、後でやり直さなくていいです。
是非、活用してみて下さい!
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この記事を読んだあなたが、CUBASEを使い自由に曲が作れるように応援しています!
それでは、清水でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。