こんにちわ、清水です!
あなたは、曲作りをする際にどの曲も、全て同じテンポで設定してはないでしょうか?
テンポの設定は、曲のジャンルや雰囲気を大きく変えるため、その曲に合ったテンポに設定することが重要となります。
ということで今回の記事では、「CUBASE操作 楽曲のテンポを変更する」をDTM初心者さんに向けてお伝えしていきます。
画像と動画付きでなるべく分かり易くお伝えするので、今回も一緒に頑張りましょう!
注1)CUBASE8を使って説明していますが、今回はCUBASE8.5以下に対応している記事です。
記事の内容を動画で解説しています。中央にある再生ボタンからご覧ください
目次(押すとジャンプします)
・なぜテンポを変更するのか?
テンポとは、1分間に刻む拍の回数を表しています。
例えば初期に設定されているテンポ120なら、1分間に120回刻みます。
テンポは1分間に刻む回数が大きくなるほど早くなり、小さくなるほど遅くなります。
よって、テンポにより楽曲の雰囲気が変わるため、その曲に合ったテンポに合わせることが必要となります。
ロックやジャズなら早いテンポ、ポップスなら中間から遅いテンポ、R&BやSOULなどは遅いテンポと使い分けることが重要です。
・テンポを変更する方法
それでは、基本的な2通りのテンポ変更のやり方を説明していきます。
・テンポトラックエディターから設定する
まずは、テンポトラックエディターから変更するやり方です。

上記のように、上メニューから「プロジェクト」→「テンポトラック」をクリックします。

テンポトラックエディターが表示されます。テンポの初期設定は120になっています。

テンポライン上の左端、赤枠の「□」をドラッグし、設定したいテンポまで持っていきます。

上記のように、テンポ140に設定したい場合は、140までマウスをドラッグし持っていきます。
これで、楽曲全体のテンポが120から140に変わり早くなりました。
これで、テンポトラックエディターからの設定は完了です。
・トランスポートパネルから設定する
次に、トランスポートパネルから設定するやり方です。
トランスポートパネル上で、テンポを設定していきます。

まずは、赤枠の「TEMPO」をクリックし、白からグレーに色を変えます。

グレーに色が変わったら、赤枠がテンポの数字ですので、ダブルクリックして変更したい数字を入力します。テンポの初期設定は120。

140と入力すると、楽曲全体のテンポが120から140に変わり早くなりました。
赤枠の「CLICK」をクリックすることで、OFFからONに変わり、メトロノームでテンポの早さを確認できます。
キーボードのCを押しても、OFFからONに変わります。
是非、ショートカットキーも活用してみて下さい!
これで、トランスポートパネルからの設定は完了です。
・トランスポートパネルが非表示の場合

上記のように、上メニューから「トランスポート」→「トランスポートパネル」をクリックして、表示させることができます。
WindowsはキーボードのF2、Macはキーボードのfn(押したまま)+F2で表示させることもできます。
トランスポートパネルについては、下記の記事を参考にして下さい。
・まとめ CUBASE操作 楽曲のテンポを変更する
今回はCUBASEを使った、楽曲のテンポを変更する方法について解説しました。これをまとめると、次の通りになります。
・なぜテンポを変更するのか?
テンポは1分間に刻む拍の回数を表しているので、テンポにより楽曲の雰囲気が変わるため、曲に合ったテンポに合わせることが必要となります。
・テンポを変更する方法
テンポトラックエディターから設定する
上メニューから「プロジェクト」→「テンポトラック」をクリックし、テンポトラックエディター画面でテンポライン上の左端「○」をドラッグし、設定したいテンポまで持っていき設定する。
トランスポートパネルから設定する
トランスポートパネル上の「TEMPO」をクリックし、白からグレーに色を変えて、テンポの数字をダブルクリックして、変更したい数字を入力し設定します。
トランスポートパネルが非表示の場合
上メニューから「トランスポート」→「トランスポートパネル」をクリックして、表示させることができます。
以上が、CUBASE操作 楽曲のテンポを変更する方法でした。
あなたの曲のジャンルに合ったテンポに設定することで、楽曲のクオリティーも大きく変わりますので、この記事を参考にして、是非活用してみて下さい!
最後になりますが、現在100以上の記事と動画があり初心者さんだと特に、どこからやっていけばいいのか分からずに困惑する方も多いのではないかと思います。
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この記事を読んだあなたが、CUBASEを使い自由に曲が作れるように応援しています!
それでは、清水でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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