あなたはボーカル録音で、金属が擦れたようなノイズに、悩まされたことはありませんか?
さ行(さ、し、す、せ、そ)の発音には、歯擦音という高音成分が含まれ、キ―ンと突き刺さるような嫌な音を出します。
CUBASEには、このノイズを抑えてくれる機能が備わっています。
今回の記事では、「CUBASE 歯擦音処理のボーカルエフェクト DeEsser」をDTM初心者さんに向けて紹介します。
(注)CUBASE8 Proを使って説明していますが、この記事は全てのCUBASEに対応しています。
初心者さん向けに分かり易さを最重視し、画像と動画付きで順を追って紹介していきます。
記事の内容を動画で解説しています。中央にある再生ボタンからご覧ください
目次(押すとジャンプします)
・DeEsserをトラックに適用する
DeEsserは、ボーカルトラックへ適用します。
まずは、ミックスコンソールを開き(キーボードのF3を押す)、ボーカル録音したトラックへ、INSERTSをクリックしてスロットを開き、No Effect▼をクリックします。
デフォルトから、Dynamicsをダブルクリック、DeEsserをクリックし適用します。
ボーカルトラックに、DeEsserが立ち上がります。
・DeEsserを調節する
REDUCTIONのツマミを回すことで、ノイズ部分を抑える量を決めます。
実際に再生しながら、ノイズのないボーカルで、しっかりとオケに馴染んでるかどうか、聴きながら調節して下さい。
・まとめ
今回は、CUBASEのDeEsserの使い方、歯擦音をカットするボーカルエフェクトの、適用や調節方法について解説しました。
僕の場合、ロックっぽい曲も多く、僕自身歌い方に癖があるため、長い間このノイズに悩まされてきました。
この機能を知るまでは、イベントのノイズ部分の音量を下げたりカットしたり…、ポップガードを使ってみたり…。
この機能を使用することで、効率良くノイズを防げます!
是非、活用してみて下さい!
最後になりますが、現在100以上の記事と動画があり初心者さんだと特に、どこからやっていけばいいのか分からずに困惑する方も多いのではないかと思います。
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この記事を読んだあなたが、CUBASEを使い自由に曲が作れるように応援しています!
それでは、清水でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。