あなたは、制作した楽曲を書き出した際の、音質の悪さに悩んでいませんか?
これらは、基本的に作業時に設定されている24bitと、書き出す際に変換される16bit、この異なるビット数に制限がかかり、音のぼやけやノイズが発生します。
CUBASEには、付属のマスタリングプラグインを適用し、最適なビット数を設定することで、音質を良くするディザリングという方法があります。
基本的な書き出し方法、オーディオミックスダウンについては、下記の記事を参考にして下さい。
今回の記事では、「CUBASE 書き出した楽曲の音質低下を防ぐ ディザリング使い方」をDTM初心者さんに向けて紹介します。
(注)CUBASE8 Proを使って説明していますが、この記事は全てのCUBASEに対応しています。
初心者さん向けに分かり易さを最重視し、画像と動画付きで順を追って紹介していきます。
記事の内容を動画で解説しています。中央にある再生ボタンからご覧ください
YOUTUBEやってます、動画でも解説しています。→https://youtu.be/TrnaoKY9PSU
目次(押すとジャンプします)
・ディザリング 使い方
まずは、初期段階で作業時のビット数を、決めておきます。

上メニューのプロジェクト→プロジェクト設定をクリックします。

ビット解像度を、設定します。
基本的には、24Bitで作業します。
設定できたら、OKで適用されます。

そして、ミックスコンソールを開き(キーボードのF3を押す)、ミックスやマスタリングを終えた後、Stereo OutのInsertsへプラグインを適用します。
ミックスやマスタリングについては、下記の記事を参考にして下さい。
上記の、No Effect▼をクリックします。

デフォルトから、Masteringをダブルクリック、UV22HRをクリックし適用します。
UV22HRは一番最後、書き出し前に適用し設定します。

赤枠から、ビット数を選択します。
・プロジェクト設定を24bitにし、16bitで書き出す際は、16をクリック。
・プロジェクト設定を32bitにし、24bitで書き出す際は、24をクリック。
設定できたら、画面を閉じます。

そして、オーディオミックスダウンを行います。
オーディオエンジン出力のビット深度を、UV22HRに合わせて書き出します。
基本的な書き出し方法、オーディオミックスダウンについては、下記の記事を参考にして下さい。
・書き出し後、音が割れている場合
ミックスで、マキシマイザーやリミッターなどを適用している場合は、Outputを-0,1に調整してみて下さい。
・マキシマイザー

・リミッター

・まとめ
今回は、CUBASEのディザリングの使い方、書き出した楽曲の音質低下を防ぐ方法、について解説しました。
これを行うことで、書き出し後の音質が向上します。是非、試してみて下さい!
これでも、音質が改善されない場合は、下記の記事を参考にして下さい。
「清水のDTMレッスン」は、現在準備中です。
レッスン希望の方、沢山のメール誠にありがとうございます。
大変申し訳ございませんが、今しばらくお待ちください。
DTMレッスンにご興味のある方は、
他社でおすすめのDTMスクールを紹介しています。
YOUTUBEチャンネルは、現在活動中です→https://youtu.be/TrnaoKY9PSU
よろしければ是非ご覧ください。
この記事を読んだあなたが、CUBASEを使い自由に曲が作れるように応援しています!
それでは、清水でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

