こんにちわ、清水です!
あなたは制作した楽曲の、キーが高すぎて歌えないので低くしたい、楽器の音色をもっと高くしたいと思ったことはないでしょうか?
CUBASEには、トランスポーズ(移調)の機能が備わっています。
その中でも、今回はインスペクターを使った、トラックごとに移調する方法について解説します。
ということで今回の記事では、「CUBASE操作 トラックの移調 トランスポーズ」をDTM初心者さんに向けてお伝えしていきます。
画像と動画付きでなるべく分かり易くお伝えするので、今回も一緒に頑張りましょう!
注1)CUBASE8を使って説明していますが、全バージョン対応の記事です。
記事の内容を動画で解説しています。中央にある再生ボタンからご覧ください
・トランスポーズ(移調)とは?
トランスポーズ(移調)とは、楽曲のキーを変えることをいいます。
・トラックの移調方法
トラックの移調方法は、CUBASE6~8.5とCUBASE5以下で、インスペクターの表示が異なります。
まずは、インスペクターを表示させる必要があります。
インスペクターが非表示の場合は、下記の記事を参考にして下さい。
それでは、それぞれを説明していきます。
・CUBASE6~8.5の場合

まずは、キーを変えたい(移調したい)トラックをクリックで選択し、左に表示されるインスペクターの「MIDIモディファイヤー」をクリックします。

そして、赤枠の「移調」の0をダブルクリックして、キーを変更します。
キーは、+にすると半音ずつ高くなり、-にすると半音ずつ低くなります。
例えば、+2と入力するとキーは全音高くなり、-1と入力するとキーは半音低くなります。
現在キーが「C」なら、+2にすることで、キーが「D」に変わります。
これで、選択したトラックの移調は完了です。
移調したトラックをソロにして、再生して確認して下さい。
トラックをソロにするやり方は、下記の記事を参考にして下さい。
(注)曲全体をこの方法で移調するには、ドラム以外のキーの概念がある楽器のトラック全てを同じキーに移調する必要があります。
・CUBASE5以下の場合
まずは、キーを変えたい(移調したい)トラックをクリックで選択し、左に表示されるインスペクターの「MIDIインサート」をクリックします。
次に、MIDIインサートの中の「MIDI Modifiers」をクリックします。
そして、MIDI Modifiersの中の「移調」の数字「0」をダブルクリックして、キーを変更します。
移調の数字の概念は、CUBASE6~8.5の場合と同じです。
移調したトラックをソロにして、再生して確認して下さい。
・まとめ CUBASE操作 トラックの移調 トランスポーズ
今回はCUBASEを使った、トラックの移調方法について解説しました。これをまとめると、次の通りになります。
・トランスポーズ(移調)とは?
トランスポーズ(移調)とは、楽曲のキーを変えることをいいます。
・トラックの移調方法
CUBASE6~8.5とCUBASE5以下で、インスペクターの表示が異なります。
CUBASE6~8.5の場合
キーを変えたい(移調したい)トラックをクリックで選択し、左に表示されるインスペクターの「MIDIモディファイヤー」をクリックし、「移調」の0をダブルクリックして、キーを変更します。
CUBASE5以下の場合
キーを変えたい(移調したい)トラックをクリックで選択し、左に表示されるインスペクターの「MIDIインサート」をクリックし、「MIDI Modifiers」をクリックし、「移調」の数字「0」をダブルクリックして、キーを変更します。
以上が、CUBASE操作 トラックの移調 トランスポーズでした。
最後になりますが、現在100以上の記事と動画があり初心者さんだと特に、どこからやっていけばいいのか分からずに困惑する方も多いのではないかと思います。
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この記事を読んだあなたが、CUBASEを使い自由に曲が作れるように応援しています!
それでは、清水でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コメント
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