あなたは、Native Instruments製品を購入してみたが、ブラス音源Session Horns Proの「使い方が分からない…。」と悩んでいませんか?
この大まかな特徴としては、ソロ演奏でも本物のようにリアルなブラスサウンドで、サクソフォン、トロンボーン、トランペット、チューバとフリューゲルホルンなどの楽器が搭載されています。
そして、34種類のアーティキュレーション(奏法)やリアルなビブラートサンプルなどで、非常に広いホーンアレンジができます。
更には、予めアレンジされたセクションプリセットが38あるので、どんなジャンルの音楽にも対応できます。
今回は、「Native Instrumentsブラス音源の解説第1回、Session Horns Proの立ち上げと基本操作方法」を紹介します。
初心者さん向けに分かり易さを最重視し、画像と動画付きで順を追って紹介していきます。
記事の内容を動画で解説しています。中央にある再生ボタンからご覧ください
目次(押すとジャンプします)
・Session Horns Pro 立ち上げと基本操作
まずは、Kontakt5をトラックに追加します。
![画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 無題-37.png](https://shimizu-aki.com/wp-content/uploads/2021/10/%E7%84%A1%E9%A1%8C-37.png)
追加方法は、下記の記事を参考にして下さい。
・Session Horns Proを開く
製品は、Kontaktを使って開きます。
![画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 無題-39.png](https://shimizu-aki.com/wp-content/uploads/2021/10/%E7%84%A1%E9%A1%8C-39.png)
Librariesをクリックし、現在Kontakt5内に付属されている音源を、一覧表示させます。
![](https://shimizu-aki.com/wp-content/uploads/2021/10/無題-140.png)
一覧からSession Horns ProのInstrumentsをクリックし、表示される奏法の打ち込み方を選択します。
これらは、ダブルクリックにより決定します。
・Keyswitch.nki…キースイッチにより、奏法の変更が行えます。
・Performance.nki…ピッチベンドホイールやベロシティーで、奏法の変更が行えます。
また、Solo Instrumentsを選択すると、
![](https://shimizu-aki.com/wp-content/uploads/2021/10/無題-141.png)
このように、サックスやトランペットなど様々な楽器を選択できます。
ソロ演奏で使用したい場合は、こちらのプリセットを開きます。
![](https://shimizu-aki.com/wp-content/uploads/2021/10/無題-142.png)
選択すると、上記のように立ち上がります。
・編成の変更
![](https://shimizu-aki.com/wp-content/uploads/2021/10/無題-144.png)
左上のSection Presetをクリックすると、様々な演奏編成に変更できます。
デフォルトではSectionHornsに設定されていて、選んだ編成がすぐ下の楽器で表示されます。
この場合バストロンボーン、アルトサックス、トランペット1、トランペット2で構成されています。
・楽器の変更
![](https://shimizu-aki.com/wp-content/uploads/2021/10/無題-146.png)
楽器部分をクリックすることで、使用楽器の変更が行えます。
これにより、自身のオリジナル編成を作ることができます。
![](https://shimizu-aki.com/wp-content/uploads/2021/10/無題-148.png)
COMBIをクリックすることで、2つの楽器を読み込ませることもできれば、
No Instrumentで、編成楽器を減らすこともできます。
・ボイシングの変更
![](https://shimizu-aki.com/wp-content/uploads/2021/10/無題-150.png)
右上のVoicing Assistantをクリックすると、ボイシングを変更できます。
デフォルトではPolyphonicに設定されていて、これだと編成された全ての楽器が和音で演奏されてしまいます。
![](https://shimizu-aki.com/wp-content/uploads/2021/10/無題-151.png)
和音で使用する場合、設定をSmart Voice Splitに変更します。
こうすることで、和音それぞれの音程を各楽器が自動的に演奏してくれます。
・Polyphonic…楽器数×和音の数で演奏
・Smart Voice Split…和音をそれぞれ各楽器で演奏
・サウンドの調整
![](https://shimizu-aki.com/wp-content/uploads/2021/10/無題-153.png)
SOUNDから、各楽器の音量やPAN、音程などを調節できます。
・奏法の変更
![](https://shimizu-aki.com/wp-content/uploads/2021/10/無題-154.png)
MIDIキーボードのピッチベンドホイールから、DoitsとFallsという奏法を使用できます。
・Doits(ドイト)…ホイールを上げる
・Falls(ホール)…ホイールを下げる
![](https://shimizu-aki.com/wp-content/uploads/2021/10/無題-155.png)
そして、CONTROLのDoits/Falls on relを点灯させることで、キーボードから指を離した後にDoits/Fallsの効果を与えることができます。
・キースイッチの使用
![](https://shimizu-aki.com/wp-content/uploads/2021/10/無題-156.png)
MAINから、複数のキースイッチを使用できます。
![](https://shimizu-aki.com/wp-content/uploads/2021/10/無題-157.png)
これらを打ち込むことで、曲中で様々な奏法をコントロールできます。
・まとめ
今回は、Native Instrumentsブラス音源の解説第1回、Session Horns Proの立ち上げと基本操作方法について解説しました。
この音源も、KONTAKTを使用で立ち上げます。
![画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 無題-3.png](https://shimizu-aki.com/wp-content/uploads/2022/06/%E7%84%A1%E9%A1%8C-3.png)
![](https://shimizu-aki.com/wp-content/uploads/cocoon-resources/blog-card-cache/7d6a11d8df5fe9ad2015d85d24863a6a.jpg)
使い方は、下記です⇩
これもKOMPLETEを購入することで、Session Horns Proと一緒にKONTAKTも付いてきます!
![画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 無題-4.png](https://shimizu-aki.com/wp-content/uploads/2022/06/%E7%84%A1%E9%A1%8C-4.png)
![](https://shimizu-aki.com/wp-content/uploads/cocoon-resources/blog-card-cache/b856fbe72b7debf210a26586d198a582.jpg)
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それでは、清水でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。