Action Stringsの使い方に、悩んでいませんか?
これはライブ・レコーディングされた14GBのフレーズを搭載しているストリングス音源で、大作映画で使用されるような力強くナチュラルなオーケストラ・サウンドとなっています。
映画音楽以外にもロックやポップス、R&Bやゲーム曲のアレンジなど幅広く使用できます。
他にも様々な動画に、ドラマやサスペンスなどの効果も加えることができます。
様々なリズムの演奏フレーズをキースイッチ1つで入れられ、音量音質の調整も行えます。
これにより、曲にストリングスを効率良く入れられます。
今回は、「Native Instrumentsのストリングス音源、Action Stringsの使い方」について紹介します。
記事の内容を動画で解説しています。中央にある再生ボタンからご覧ください
目次(押すとジャンプします)
・Action Strings フレーズ使用方法
まずは、Kontaktをインストゥルメントトラックに追加し、立ち上げます。
トラック追加のやり方は、こちらを参考にして下さい。
・Action Stringsを開く
製品は、Kontaktを使って開きます。
Librariesをクリックし、現在Kontakt内に付属されている音源を、一覧表示させます。
一覧からActionStringsのInstrumentsをクリックし、表示されるプリセットをダブルクリックで開きます。
そうすると、右側に選択した音源が表示されます。
・フレーズの使い方
フレーズの演奏は、下部の鍵盤を使って行います。
左の赤色鍵盤でパターンの切り替えを行い、右の青色鍵盤で演奏を行います。
青色鍵盤を押しっぱなしにすることで、フレーズを演奏します。
フレーズパターンは、キースイッチに対応しています。
フレーズ使用の際は、演奏したいパターンのキースイッチと音程を打ち込みます。
音程を伸ばしておくだけで、自動演奏されます。
・フレーズの変更
フレーズは、ページ全体や一覧から変更できます。
右上の◀▶をクリックすることで、ページ全体のフレーズパターンを変更できます。
また、変更したいフレーズをクリックします。
フレーズパターンの一覧が表示されます。
これらはクリックで演奏、ダブルクリックで変更できます。
・フレーズの絞り込み
上部の赤枠から、フレーズの絞り込みを行えます。
楽器の絞り込み
・High Ens…バイオリン演奏
・Low Ens…チェロ演奏
フレーズの絞り込み
・Single Pitch…単一音程の演奏
・Melodic…メロディーの演奏
拍子の絞り込み
・4/4…四分の四拍子の演奏
・3/4の演奏
・5/4の演奏
・5/8の演奏
・6/8の演奏
・7/8の演奏
・9/8の演奏
・Action Strings サウンド調整方法
まずは、製品を立ち上げます。
Action Stringsを立ち上げる方法は、Kontaktの記事を参考にして下さい。
・SOUNDの設定
フレーズの音質を調整します。
SOUNDをクリックして、開きます。
Master settings
・Master EQ…Off、Ⅰ、Ⅱから、イコライザー音質を選択します。
・Dynamics…Boostを選択します。
・Mic Position…Stage、Farから、フレーズのマイク位置を選択します。
Reverb
・空間…フレーズの響きを選択します。
・Amount…リバーブの深さを調節します。
・PLAYBACKの設定
フレーズの長さや音量、テンポを調整します。
PLAYBACKをクリックして、開きます。
・Tempo…1/2(半分)、1:1(標準)、2×(倍)から、演奏フレーズの速度を選択します。構成や展開によって使い分けることで、フレーズの雰囲気が変化します。
・まとめ(筆者の体験談)
今回はAction Stringsの、フレーズの使用やサウンド調整方法について解説しました。
Native Instrumentsの音源を使用するには、KONTAKTが必須となります。
この製品情報は、こちら。
このソフトはEmotive Stringsとよく似ているので、どちらか片方をマスターすれば両方のフレーズを使用できます。
アレンジの幅も広がる上に高音質なので、僕のようにストリングス好きな方にはオススメです。
僕はKOMPLETE11を持っていますが、バンドルにはこれらが付属されています。
この製品情報は、こちら。
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それでは、清水でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。