作業中や書き出し後の再生を行う際の、ノイズや強制終了に悩んでいませんか?
制作も完成に近づくと、トラックに適用されたソフトシンセやエフェクトの数が多くなり、こういったトラブルが出てきます。
これを解決する手段の1つとして、MIDIトラックをオーディオ化し、CPU負荷を軽くする方法があります。
CUBASEには、指定したトラックを一括でバラバラに書き出し、オーディオに変換してくれる、パラアウトという機能が備わっています。
CPU使用率を軽くする、他の方法については、下記の記事を参考にして下さい。
今回の記事では、「CUBASE 指定トラックのバラバラ書き出し パラアウト使い方」をDTM初心者さんに向けて紹介します。
(注)CUBASE8 Proを使って説明していますが、この記事は全てのCUBASEに対応しています。
初心者さん向けに分かり易さを最重視し、画像と動画付きで順を追って紹介していきます。
記事の内容を動画で解説しています。中央にある再生ボタンからご覧ください
YOUTUBEやってます、動画でも解説しています。→https://youtu.be/jEF2g3utNm8
・パラアウト 使い方

まずは、ルーラー▼を右へドラッグし、書き出しの範囲を決めます。

範囲が決まったら、上メニューのファイル→書き出し→オーディオミックスダウンを順にクリックします。

オーディオミックスダウン書き出しの、画面が表示されます。
・チャンネルの選択…一番上のマルチチャンネルの書き出しにチェックを入れ、それぞれ書き出したいトラックにチェックを入れます。また、出力チャンネルをチェックすると、全てのトラックが書き出されます。
・ファイルの場所…名前を入力し、パスで書き出される場所を決めます。
・ファイル形式…書き出される、ファイル形式を決めます。MP3で書き出したい場合は、MPEG 1 Layer 3 Fileを選択します。
・オーディオエンジン出力…サンプリングレートとビット深度で、書き出される音質を決めます。
一通り設定できたら、最後に書き出しをクリックします。

上記で設定した場所へ、トラック別のオーディオファイルが書き出されます。

書き出し後、読み込みオプションで、プロジェクトフォルダーにファイルをコピーにチェックを入れ、OKをクリックすることで、

現在のプロジェクトに、オーディオファイルがコピーされます。
書き出したファイルから、音が出なかったり、ノイズが入る場合は、下記を参考にして下さい。
・まとめ
今回は、CUBASEのパラアウトの使い方、トラックをバラバラに書き出す方法について解説しました。
僕の場合、バンド形式での楽曲が多く、どうしてもCPU使用率は高くなり、トラブルも出やすいです。

なので、パラアウト以外にも様々な方法で、負担を抑えています。
CPU使用率を軽くする、他の方法については、下記の記事を参考にして下さい。
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この記事を読んだあなたが、CUBASEを使い自由に曲が作れるように応援しています!
それでは、清水でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

