あなたは、Native Instruments製品を購入してみたが、ストリングス音源Emotive Stringsの「使い方が分からない…。」と悩んではいませんか?
この大まかな特徴としては、ライブ・レコーディングされた28GBの豊富な演奏が収録されていて、サウンドクオリティーの高いレガート・ストリングスのフレーズやアルペジオなど、映画音楽のような演奏を楽曲に取り入れられます。
使い方も簡単で、難しい打ち込みやコントロールを必要とせず、レガートなど奏法のフレーズと演奏する音程(キー)を選択するだけで使用できます。
今回は、「Native Instrumentsストリングス音源の解説第1回、Emotive Stringsのフレーズ使用方法」を紹介します。
Emotive Stringsのサウンド調整方法に関しては、下記を参考にして下さい。
初心者さん向けに分かり易さを最重視し、画像と動画付きで順を追って紹介していきます。
記事の内容を動画で解説しています。中央にある再生ボタンからご覧ください
・Emotive Strings フレーズ使用方法
まずは、Kontakt5をインストゥルメントトラックに追加し、立ち上げます。
トラック追加のやり方については、下記の記事を参考にして下さい。
・Emotive Stringsを開く
EmotiveStringsは、Kontaktを使って開きます。
Librariesをクリックし、現在Kontakt5内に付属されている音源を、一覧表示させます。
一覧からEmotive StringsのInstrumentsをクリックし、表示されるプリセットをダブルクリックで開きます。
そうすると、右側に選択した音源が表示されます。
・フレーズの使い方
フレーズの演奏は、下部の鍵盤を使って行います。
左の赤色鍵盤でパターンの切り替えを行い、右の青色鍵盤で演奏を行います。
青色鍵盤を押しっぱなしにすることで、フレーズを演奏します。
フレーズパターンは、キースイッチに対応しています。
フレーズ使用の際は、演奏したいパターンのキースイッチと音程を打ち込みます。
音程を伸ばしておくだけで、自動演奏されます。
・フレーズの変更
フレーズは、ページ全体や一覧から変更できます。
右上の◀▶をクリックすることで、ページ全体のフレーズパターンを変更できます。
また、変更したいフレーズをクリックします。
フレーズパターンの一覧が表示されます。
これらはクリックで演奏、ダブルクリックで変更できます。
・フレーズの絞り込み
上部の赤枠から、フレーズの絞り込みを行えます。
楽器の絞り込み
・High Ens…バイオリン演奏
・Low Ens…チェロ演奏
フレーズの絞り込み
・Single Pitch…単一音程の演奏
・Melodic…メロディーの演奏
・Emotives…鍵盤でキーを指定した、フレーズ演奏
・Arpeggios…メジャー・マイナーを指定した、アルペジオのフレーズ演奏
拍子の絞り込み
・4/4…四分の四拍子の演奏
・Odd…変拍子のフレーズ演奏
・まとめ
今回は、Native Instrumentsストリングス音源の解説第1回、Emotive Stringsのフレーズ使用方法について解説しました。
僕もNative InstrumentsのKOMPLETE11を持っていて、Emotive Stringsを使います。
これには、膨大な数のパターンが搭載されているので、ストリングスの打ち込みが苦手な人でも、簡単に様々なフレーズを楽曲に組み込めます。
是非、活用してみて下さい!
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それでは、清水でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。