ボーカルやギターをレコーディングした際に現れる、ノイズや無音部分をどうしていますか?
1つ1つ手動でカットすることも可能ですが、これは非常に手間となります。
そんな時に便利なのが、CUBASEのストリップサイレンスという機能です。
僕は歌い方の問題なのか、金属が擦れたような嫌なノイズがよくでましたが、これで手軽に消すことができました。
今回の記事では、「CUBASE オーディオのノイズや無音の除去 ストリップサイレンス」をDTM初心者さんに向けてお伝えしていきます。
画像と動画付きでなるべく分かり易くお伝えするので、今回も一緒に頑張りましょう!
目次(押すとジャンプします)
・ストリップサイレンスとは?
オーディオイベントの、ノイズや無音を一括で除去する機能です。
ボーカルやギターなどをレコーディングした後の、オーディオトラックに効果を発揮します。
・ストリップサイレンス 使い方
・無音部分の検出を表示させる
まずは、オーディオイベントを選択します。
そして、上メニュー、Audio→高度な処理→「無音部分の検出」をクリックします。
そうすると、無音部分の検出画面が表示されます。
基本、青枠で囲まれていない部分をノイズや無音と判断し、除去します。
・検出を設定する
次に、検出をそれぞれ設定します。
・オープンスレッショルド/クローズスレッショルド
ノイズや無音とみなす、音量レベルの範囲を指定します。
・解放保持時間/閉鎖保持時間
オーディオ波形中の空白時間を、無音とみなすまでの時間の範囲を指定します。
・プリロール
ボーカルの息継ぎを考えて、除去の開始部分の長さを指定します。
・ポストロール
フェードアウトをノイズや無音とみなされないため、除去の終了部分の長さを指定します。
値が指定できたら、「処理を実行」をクリックします。
そうすると、このようにオーディオイベントの、ノイズや無音部分が綺麗にカットされます。
・まとめ
今回は、ストリップサイレンスを使ってオーディオイベントのノイズや無音を、除去する方法を解説しました。
これまで話したように、この機能を使うことで、オーディオイベント内のノイズや無音を、一括でカットできます。
是非、活用してみて下さい!
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この記事を読んだあなたが、CUBASEを使い自由に曲が作れるように応援しています!
それでは、清水でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。