一括で複数トラックを調整できるQ-LinkとVCAフェーダー CUBASE8

「CUBASE」の使い方!上級者向け

各トラックの調整を、1つ1つ行うのって、結構な手間じゃないですか?

CUBASE8から、これをまとめて行える機能が、新たに追加されました。

これを行うことで、効率が上がり、ミックスや制作効率に役立ちます。

今回の記事では、「Q-LinkとVCAフェーダーで、一括で複数トラックを調整する方法」を、お伝えしていきます。

※VCAフェーダーは、CUBASE8の新機能です。

画像と動画付きでなるべく分かり易くお伝えするので、今回も一緒に頑張りましょう!

・VCAフェーダーとは?

CUBASE8の新機能で、複数のトラックをリンクさせる機能です。

各トラックのボリューム、パン、エフェクト、ソロ/ミュート、オートメーションなどの、一括調整が行えます。

例えば、

・ミックス時、トラック音量をまとめてコントロールする

・ボーカルとハモリやコーラスを、リンクさせる

・ベースやドラムなど、リズム隊を連動させる

などに、役立ちます。

・Q-Link/ VCAフェーダーの使い方

まずは、Mixconsole(ミックスコンソール)を開きます。(ショートカットは、F3キー)

・Q-Link

1「Visibility」の表示トラックを、ドラッグで複数選択します。

Visibilityが、表示されてない場合⇩

2「Q-Link(テンポラリーリンクモード)」をクリックし、点灯させます。

そうすると、選択したトラックが、一括で調整できます。

・VCAフェーダーを作成する

まずは、上記のように、1を行います。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 無題-137.png

選択したトラック上で、右クリック。

そして、「選択チャンネルにVCAフェーダーを追加…」を、選択します。

そうすると、隣に「VCAリンク」の、トラックが作成されます。

・VCAリンクで調整する

VCAリンクを調整すると、連動されたトラックも、一括で行えます。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 無題-152.png

プロジェクト画面上で調整しやすいように、VCAリンクをドラッグで移動できます。

・VCAリンクを解除、変更する

連動されたトラックの、▼をクリック。

・選択トラックを解除する

「リンクグループの項目」→「なし」を、選択。

・全てのリンクを解除する

「選択チャンネルをリンク解除」を、選択。

・リンクを変更する

「リンクグループの項目」→「変更したいリンク」を、選択。

※VCAリンクを、複数作成している場合のみ

・一括操作を解除する

上記と同様にし、「リンクグループ設定を編集」を、選択。

一覧から、「操作のチェックを外すことで、一括調整が解除されます。」

※デフォルトでは、ほとんどの操作がチェックされている。

これにより、個別に調整が行えるようになります。

・まとめ

今回は、Q-LinkとVCAフェーダーで、一括で複数トラックを調整する方法を、解説しました。

これまで話したように、ミキサー画面から、複数のトラックを連動させ、一括調整が行えます。

是非、活用してみて下さい!

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この記事を読んだあなたが、CUBASEを使い自由に曲が作れるように応援しています!

それでは、清水でした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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