こんにちわ、清水です!
あなたは、録音したボーカルを聴いて「音が小さすぎる…。または割れている。」「ピッチやリズムが合ってない…。」「声に全く盛り上がりが感じられない…。」など、思ったことありませんか?
歌もの曲では、ボーカルの良さが非常にクオリティーを左右します。
ということで今回の記事では、「 CUBASE 良く聴かせる為の録音方法 ボーカルレコーディング」をDTM初心者さんに向けてお伝えしていきます。
(注)CUBASE8 Proを使って説明していますが、この記事は全てのCUBASEに対応しています。
画像と動画付きでなるべく分かり易くお伝えするので、今回も一緒に頑張りましょう!
記事の内容を動画で解説しています。中央にある再生ボタンからご覧ください
目次(押すとジャンプします)
・良質なボーカル録音方法 録音編
まずは、録音の際に行うことを説明していきます。
実際にボーカルやギターを録音する方法については、下記の記事を参考にして下さい。
・パンチインレコーディングを使用する
各構成パートごと(Aメロやサビなど)を部分的に録音することでミスを少なくし、レコーディングの質を上げます。
1テイク全て完璧に歌えるボーカリストは少ないため、ほとんどの場合はこれを使用します。
パンチインレコーディングの使い方については、下記の記事を参考にして下さい。
・マイクとの距離を近くして録音する
マイクとの距離を近くすることで、ボーカルを高音質かつ前に出すことができます。
一番目立たせたいボーカルの存在感を引き出す為にも、ハッキリした音像で録音することが重要です。
ポップガードでノイズを防ぐ
その時注意しなければならないのが、ノイズです。
マイクとの距離が近いと良いボーカルは録音できますが、ノイズが発生しやすいです。
せっかく良いテイクが録れても、ノイズで台無しになってはクオリティーも下がります。
ポップガードでノイズを未然に防ぐことが重要です。
・音量レベルは真ん中に設定する
音量レベルはツマミ、フェーダーともに真ん中に設定します。
ギリギリでの録音を目指して音量レベルを上げると、サビなど盛り上がり部分でテンションが上がり音割れしてしまう恐れがあります。
エフェクト適用の際にも、微調整が行い易いです。
音量レベルの調節方法は、下記の記事を参考にして下さい。
・小さくガイドメロディーを流す
曲作りの際作成したメロディーを、小さく流しながら録音することでピッチやリズムが安定します。
予め楽曲全体を、何度もしっかり聴いて把握しておくことが重要です。
メロディーの打ち込み方については、下記の記事を参考にして下さい。
・歌えるキーに移調しておく
制作したメロディーのキーが合ってなくて歌えない場合など、トランスポーズ(移調)を行うことで簡単に音域を変更できます。
録音したボーカルも含め、サビが最も魅力的に聞こえるキーで設定します。
トランスポーズ(移調)の使い方は、下記の記事を参考にして下さい。
・良質なボーカル録音方法 編集編
次に、録音後に行う編集について説明していきます。
・VariAudioでピッチ修正を行う
ボーカルを良く聴かせる為にも、VariAudioのピッチ修正は重要です。(CUBASE Proのみ)
VariAudioの使い方については、下記の記事を参考にして下さい。
・ハーモニーボイス生成でハモリを作る
録音したボーカルトラックにハモリを加えることで、ボーカルに厚みを生み出します。(CUBASE7以上)
ハーモニーボイス生成の使い方については、下記の記事を参考にして下さい。
・エフェクトを使用する
Reverb(リバーブ)やDelay(ディレイ)などのエフェクトを使用することで、ボーカルトラックに鮮明さや奥行を与えることができます。
エフェクトの使い方については、下記の記事を参考にして下さい。
・フェード処理を行う
パンチインで部分的にレコーディングした、テイクごとのフェード処理を行います。
これを行うことで、テイクの切れ目も自然に聴かせることができます。
フェード処理の使い方については、下記の記事を参考にして下さい。
・まとめ(筆者の体験談)
今回は、良く聴かせる為のボーカルレコーディング方法について解説しました。
僕はボーカル録音を良く行うのですが、様々な曲に自分の声を吹き込んでみて思うのは、キーによって声の聴こえが変わるということです。
僕の場合G、Gmキーが最も歌い易く良く聴こえると言われたことがあるのですが、あなたも今まで録音した様々なボーカルを聴いてより魅力的に聴こえるキーを見つけ、それに合わせて曲作りを進めてみると良い楽曲が作り易いと思います!
是非、活用してみて下さい!
最後になりますが、現在100以上の記事と動画があり初心者さんだと特に、どこからやっていけばいいのか分からずに困惑する方も多いのではないかと思います。
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この記事を読んだあなたが、CUBASEを使い自由に曲が作れるように応援しています!
それでは、清水でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。