パソコンで音楽を制作するDTM(ディーティーエム) について

音楽制作「DTM」の始め方!

あなたは、DTM(ディーティーエム)を知っていますか?

DTMは、DeskTopMusic(デスクトップミュージック)のアルファベット頭文字で、パソコンで音楽を作ることを言います。

今回の記事では「パソコンで音楽を制作するDTM(ディーティーエム) について」ということで、DTMとは何か?その特徴やメリットをDTM初心者さんに向けて紹介します。

初心者さん向けに分かり易さを最重視し、画像と動画付きで順を追って紹介していきます。

記事の内容を動画で解説しています。中央にある再生ボタンからご覧ください

・DTM(ディーティーエム)について

DTMは、パソコンだけで音楽制作の全てを完結させることができます。例えば、

・メロディーやコードなどの、楽器音源の入力。

・ボーカルやギターなどの、歌や楽器演奏のレコーディング。

・音量音質バランスの調整や音の位置の設定など、ミックスやマスタリング。

・制作した楽曲や音源の、音楽ファイルへの書き出し。

などがあります。

そして、完成したオリジナル曲に対して、

・iTunesやスマホなど、デバイスに入れて聴く

・CDに焼いて友人や恋人に、プレゼントする

・音源を動画配信サイトで、全世界へ公開する

・楽曲をiTunesストアなどで、販売する

など、音楽好きにはたまらないようなことができます。

・DTMの特徴やメリット

DTMには、様々な特徴やメリットがあります。

ここでは、それを余すことなくお伝えします。

・音楽知識がなくても作曲できる

難しい音楽理論や作曲編曲知識が無いと音楽は作れないと思う方は多いですが、実際はそのようなことはないと僕は思います。

DTMに付属する機能の中には、好きな和音(コード)を選択し、ワンクリックで入力することができるというものがあります。

これを使って、コード進行のレールを敷きメロディーを上から打ち込んでいけば、コードに合ったサウンドを簡単に作ることができます。

・楽器を弾けなくても曲が作れる

また、楽器を弾けないとダメなんじゃないか?と思う方も多いですが、これも問題ありません。

DTMで使用するソフトウェア音源には、ギターやピアノ、ベースやドラムなど様々な楽器サウンドが搭載されています

これらの音をマウスを使ってノートに入力、上記のツールで音を自由に修正、再生して演奏の確認ができます。

これにより、楽器を演奏しなくてもサウンドを作ることができます。

実際の演奏をレコーディングし、サウンドを作っていく方法もありますが、楽器が弾けない方はこの打ち込みでも曲作りを行うことができます。

・細かな編集作業にも長けている

DTMは、他のMTRやシンセサイザーと比べてもより沢山の編集内容があり、パソコンの処理能力にもよりますが速度も断然早いです。

作業も全てパソコン画面で行うのでパラメーターや編集内容も見やすく把握しやすく、これも魅力の一つと言えると思います。

このように、ボーカルやギターなど生楽器でレコーディングしたオーディオも、音程やリズムに対して修正を行うことができます。

・1人で楽曲制作の全てを行える

DTMは音楽制作全ての作業を一人で行い、完成させられるのも特徴の1つです。

例えば、

・メロディーやコード進行の作成

・歌や楽器の演奏録音

・ベースやドラムなど、リズム楽器の打ち込み

・エフェクトの適用

などを使用して、他のメンバーなしであなたが表現したい世界観を、自由に納得のいくまで作り込むことができます。

・複数メンバーでの制作も可能

バンドメンバーやユニットでの活動など、仲間と共にアイデアを出し合い曲を完成させられるのも魅力です。

・あなたが制作した曲を渡し、歌詞を考えて貰う

・コード進行に合う、メロディーのアイデアを練って貰う

・間奏のギターソロを弾いて貰う

などで、「曲は作れるが歌詞は書けない!」「歌えるが楽器は弾けない!」というふうに、それぞれの得意分野を仲間と分担することで、共同の音楽制作に楽しみを感じながら楽曲のクオリティーも上げることができます。

・楽器の練習にも最適

DTMは音楽制作だけでなく、楽器が練習できることもメリットと言えるでしょう。

このように、テンポや拍子の変更やメトロノーム設定の機能もあるので、リズムに合ったフレーズやスケール練習が可能となります。

更には、プロの楽曲CDをDTMに取り込めるので、参考のリファレンス音源として使用できます。

赤枠の、指定した部分を繰り返すループ機能と組み合わせることで、より効率的な耳コピや楽器練習が行えます。

あなたの演奏を録音することでも、自身の演奏を客観的に視聴でき、音程やリズムを確認することができます。

・打ち込みフレーズを譜面にできる

DTMを使って、ノートへ打ち込んだフレーズを簡単に譜面にできます。

表示した譜面の印刷も簡単にできるので、学校の先生や音楽講師をされている方は生徒への譜面の作成や、演奏を依頼したりできます。

・ノートパソコンなら様々な使い方ができる

ノートパソコンでDTMを行う場合の一番の魅力は、持ち運び可能な点です。

これには、

・DTM教室へ通う際、使い慣れた自分のパソコンでそのままレッスンできる。

・バンドメンバーで集まって録音する際、音楽スタジオや友人宅にDTMを持ち運べる。

・ライブハウスへ持って行き、制作したオケを演奏と同期してライブできる。

などのメリットがあり、音楽活動の幅が更に広がります。

持ち運びの注意点

僕もDTMを習っていた頃、音楽学校までノートを持って通っていましたが、一度パソコンを落としてソフト付属のライセンスを壊してしまったことがあります⇩

メーカーに問い合わせたら何とかなりましが、下手するとデータが全て破損します。

パソコンの持ち運びには、十分に注意しましょう!

・まとめ

今回は、パソコンで音楽を制作するDTM(ディーティーエム) について解説しました。

上記で説明したように、僕はDTMの使い方さえ覚えれば音楽知識なしでも作曲できると思います。

ただ1つ問題があるとすれば、ダイアトニックコードやスケールの問題で、サウンドに違和感が生じる場合があるということです。

その際は僕の場合、各キー(CやGなど)のスケール表を見てあなたの楽曲のキーを確認し、そのスケール上にあるコードのみを使って進行を作れば解決できます。

楽曲のキーが何なのかは、メロディーの一番最初の音と楽曲に使われているコードで判断します。

様々な楽曲アレンジも音楽理論を勉強するより、ジャンルに合ったプロの曲を参考に耳コピやバンドスコアを実際に打ち込んで研究し、自身のオリジナル曲に取り入れる方が良いのではないかと思います。

最後になりますが、現在100以上の記事と動画があり初心者さんだと特に、どこからやっていけばいいのか分からずに困惑する方も多いのではないかと思います。

そこで、初心者さん向けにDTMを始めてから一曲を作れるようになるまでの、分かり易く順番に基礎を纏めた動画を無料でプレゼントしています。

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この記事を読んだあなたが、CUBASEを使い自由に曲が作れるように応援しています!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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