ドラムの打ち込みで、音の生っぽさを意識してない人も多いです。
これも他の楽器と同様に、ただ普通に打ち込んだだけでは、いかにも機械的な音になってしまいます。
ドラムの場合、打ち込むタイミングをズラすことでも、人が演奏したような生っぽさを出すことができます。
ドラムの打ち込み方についての他記事は、下記を参考にして下さい。
今回の記事では、「 CUBASE 生っぽいリアルなタイミング調整 ドラムの打ち込み方」をDTM初心者さんに向けてお伝えしていきます。
(注)CUBASE8 Proを使って説明していますが、この記事は全てのCUBASEに対応しています。
画像と動画付きでなるべく分かり易くお伝えするので、今回も一緒に頑張りましょう!
記事の内容を動画で解説しています。中央にある再生ボタンからご覧ください
目次(押すとジャンプします)
・ドラムで生っぽさを出すには?
音源による打ち込みはどうしても機械的になりがちですが、ドラムの打ち込みの場合、音のタイミングや強さをバラつかせることで生っぽい音にすることができます。
・リアルなドラムの打ち込み方法 タイミング調整編
タイミングを調整することで、ドラムを生っぽく打ち込む方法を解説します。
まずは、ドラムトラックのイベントをダブルクリックし、キーエディター画面を開きましょう!
トラックの作成、音源の追加、音の打ち込み方については、下記の記事を参考にして下さい。
・1拍目はジャストで打ち込む
図のように、キック、スネア、バスドラムなど、1拍目はジャストで打ち込みます。
プロのドラマーを見てみると、全ての音にバラつきはありますが、1拍目は正確に拍ちょうどで叩いています。
1拍目はリズムの軸になる部分で、ここはジャストで置いておくのが基本となります。
・2拍、4拍のスネアを前後へズラす
図のように、2拍と4拍のスネアを前後にズラします。
これを行うことで、リズムに様々な変化をつけることができます。
前へズラすと、早いタイミングで勢いがつきます。
後ろへズラすと、遅いタイミングでハリや緊張感が出せます。
音を移動させる方法については、下記の記事を参考にして下さい。
その際、スナップ機能がON(点灯)だと、小節や拍に沿ってカーソルが移動してしまいます。
この場合は、OFF(消灯)にしておきます。
・スウィングを適用する
図のように、スネアやハイハット、キックの裏拍へスウィングを適用します。
これを行うことで、リズムにノリを作ることができます。
DAWソフトに付属している、スウィング機能を使用します。
CUBASEの場合、クオンタイズパネルから適用できます。
これについては、下記の記事を参考にして下さい。
・ランダマイズを適用する
スウィングの使用と同様に、スネアやハイハットへランダマイズを適用します。
これにより、生演奏のようなズレを作り、聴き手に緊張感を与えることができます。
こちらもDAWソフトに付属している、ランダマイズ機能を使用します。
CUBASEの場合、クオンタイズパネルのランダム化から適用できます。
これについては、下記の記事を参考にして下さい。
・タイミングが一定のドラムだと?
安定はしていますが、ノリのない機械的な音になってしまいます。
・まとめ
今回は、音のタイミングを調整することで、ドラムに生っぽさを出す方法について解説しました。
僕も人間味を出すためにタイミング調整を行いますが、上の図のように1拍目ジャストにクラッシュシンバルを打ち込むことで、生っぽさに加えてドラムに大きな迫力が出ます!
特に、ロックやポップスなんかには良いと思うので、活用してみて下さい!
最後になりますが、現在100以上の記事と動画があり初心者さんだと特に、どこからやっていけばいいのか分からずに困惑する方も多いのではないかと思います。
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この記事を読んだあなたが、CUBASEを使い自由に曲が作れるように応援しています!
それでは、清水でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。