あなたは、CUBASEをしていて、ソフトウェア音源やMIDIキーボードから、急に音が出なくなったことはありませんか?
他の設定は、できているのに、何故か音が出ない…。
トラブルの原因として、インスペクターの設定が、おかしくなっている可能性があります。
これを、しっかり抑えることで、音が出ない問題に、悩むことが少なくなります。
今回の記事では、「CUBASEでインスペクターの基本設定の方法について」をDTM初心者さんに向けてお伝えしていきます。
画像と動画付きでなるべく分かり易くお伝えするので、今回も一緒に頑張りましょう!
注1)CUBASE8を使って説明していますが、全バージョン対応の記事です。
記事の内容を動画で解説しています。中央にある再生ボタンからご覧ください
目次(押すとジャンプします)
・インスペクターについて
音源(楽器)の立ち上げ、ミュートやソロの設定、ボリューム(音量)やパン(音の位置)の調整、エフェクトの適用など、音の調整が細かく行えます。

上記が、インスペクターです。
・インスペクターの設定方法
それでは、これらの使い方、設定のやり方を説明していきます。
・ミュート、ソロ

クリックでONにすると、トラックのミュート、ソロが実行できます。
・ボリューム(音量)、pan(音の位置)

上記で、調整します。

ここで、ボリューム(音量)を調節します。
0~127まで、あります。
右の方へクリックするほど、音は大きくなります。

ここは、pan(音の位置)を調節します。
-63(左)~0(中心)~63(右)と、左や右へ振ることができます。
・MIDIインプット、MIDIアウトプット

上が、MIDIインプットで、信号の入力部分です。
※MIDIキーボードの音が出ない場合、確認する場所。
ここは、AII MIDI InputsになっていればOKです。
未接続の場合は、音が出ません。
下が、MIDIアウトプットで、ソフトウェア音源の選択部分です。
※ソフトウェア音源が鳴らない場合、確認する場所。
未接続や、立ち上げた音源名になっていないと、音が鳴りません。
・MIDIチャンネル

ここは、マルチ音源のチャンネル番号です。

例えば、SampleTank3だと、チャンネル番号が1~16まで表されています。
この番号と、MIDIチャンネルを合わせることで、番号に立ち上げている音色を鳴らせます。

CUBASE付属でマルチ音源だと、Halion Sonic Seがあります。
・VSTインストゥルメント

ソフトウェア音源の、表示と非表示です。
クリックで音源の画面が開き、再度クリックで閉じられます。
・トラックバージョン~

ここは、奏法の切り替えや、コードやエフェクト、イコライザーなどの設定で使用します。
・まとめ
今回は、CUBASEでインスペクターの基本設定の方法について解説しました。
これまで話したように、インスペクターで音の管理や調整を行います。
したがって、この設定次第で、音が出たり出なくなったりします。
困ったときは、チェックしてみましょう。
最後になりますが、現在200以上の記事があり初心者さんだと特に、どこからやっていけばいいのか分からずに困惑する方も多いのではないかと思います。
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この記事を読んだあなたが、CUBASEを使い自由に曲が作れるように応援しています!
それでは、清水でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。